【退職話】退職したらiDecoに入ろう
こんにちは。おうちスキーです。
おうちスキーは今年の3月末に退職しました。
企業型確定拠出年金に入っていましたが、退職と同時に加入者資格を失効したため、個人型確定拠出年金に入る必要があります。
「加入者資格の喪失手続きを完了したよ。個人型確定拠出年金(iDeco)に入ってね」という内容の書類は、退職後2週間くらいで届きました。
手続きのタイムリミットは6カ月
転職のために退職し、転職先にも企業型確定拠出年金制度のある場合は、そっちの会社の確定拠出年金に入ります。しかし、おうちスキーのように退職後は無職だったり、転職先に制度がない場合は移換手続きが必要になります。
これは退職後6カ月以内にしないといけません。
しない場合、それまで運用していたお金は国民年金基金連合会へ現金として自動移換され、管理手数料だけ取られ続けるという悲しい状態になります。
こうなると給付金がもらえる年齢になってもこの連合から支給されず、まぁつまり折角貯めてたのに忘れ去られたお金になってしまいます(途中で気づいて手続きするのはOK)。
てことで、おうちスキーも移換手続きのためiDecoの金融機関を選んでみました。
ポイント① 手数料
企業型は勝手に会社が払ってくれていましたが、個人型になると自分で手数料を払っていかないといけません。
手数料の内訳はこんな感じです。
(iDeCoの手数料 | モーニングスター iDeCo(個人型確定拠出年金)情報より)
赤で囲まれた所が金融機関によって差が出る所であり、それ以外は国が決めたことなので絶対払わせられるお金です。
当然月額の口座管理費用がタダの所から選びます。
条件なくタダになるのは、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、大和証券、イオン銀行でした(2018年4月現在)。
(参考:https://ideco.morningstar.co.jp/compare/compare.html)
ちなみにイオン銀行以外は、再就職等で更に金融機関を鞍替えする場合に移換手数料が4,320円掛かります。事情により数年以内に再就職して企業型に移換する可能性が高いとかって場合はイオン銀行をおすすめします。
ポイント② 年金の受取方法
次に考えるべきは、いざ受け取る年齢になった時の受取方法です。
(1)一括で受け取る
(2)分割で受け取る
(3)一括と分割を併用
があり、それぞれ税法上のメリットが違うのですが、今30代のおうちスキーが受け取る段階になる頃は税制度が大きく変わってる可能性が高く、ここは細かく考えずに(1)~(3)のどれでも選択できる柔軟な金融機関を選別しました。
残ったのは楽天証券、マネックス証券、イオン銀行。ぱっと見よくわからなかったのが松井証券。そのため、前の3社に絞りました。
ポイント③ 商品ラインナップ
で、最後に取り扱い商品で比較です。
といっても、おうちスキーは”先進国株”、”新興国株”とバランサー的な感じで使いそうな”国内債券”のパッシブファンドしか興味がないので、取り扱い商品の多さとかどうでもいいです。
先進国株
マネックス証券:eMAXIS Slim 先進国株式インデックス(管理費用0.11826%)
楽天証券:たわらノーロード先進国株式(管理費用0.2160%)
イオン銀行:たわらノーロード先進国株式(管理費用0.2160%)
あいつがいる時点でもう決まったような感じですが、他のも比較します。
新興国株
マネックス証券:eMAXIS Slim 新興国株式インデックス(管理費用0.2052%)
楽天証券:インデックスファンド海外新興国株式(管理費用0.5940%)
イオン銀行:DIAM新興国株式インデックスファンド<DC年金>(管理費用0.5886%)
国内債券
マネックス証券:三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)(管理費用0.1296%)
楽天証券:たわらノーロード国内債券(管理費用0.1512%)
イオン銀行:たわらノーロード 国内債券(管理費用0.1512%)
赤字が最安値商品ですので、マネックス証券に決定です!
マネックス証券のiDecoについて興味を持たれた方は、こちらからどうぞ↓
おまけ 移換の際は全部一旦売却されます
確定拠出年金を移換する場合、運用していた商品は全部一旦売却されます。
言われてみれば「ですよねー機関変わるんですもんねー」って話だし、似たような商品で移管後も継続運用するなら一旦売却されようが大した話じゃないとは思います。
が、説明読んでも売却時期がいつなのか不明確だったし、運用再開までの空白期間も良くわからんかったので、おうちスキーは1月からリスク資産は順次売って、無リスクの定期預金に変換しました。つくづくホールドって難しい。
2月の下げに巻き込まれてショボーンとしましたが、余裕のプラス圏で売却できました。冬の時代を耐え忍ぶって大切だと思いながら、自分のNISAの含み損を眺めています。
(注意:これを書いたのは2018年4月です)