おうちスキーの小遣い日記

30代専業主婦がインデックス投資したり節約したりお小遣い稼ぎを頑張ってみたりする雑記ブログです

普通の人が株やるならETFで良くない?と思う理由

こんにちは。おうちスキーです。

 

決算の時期ですね

ある銘柄の株を決算前に買い、買い持ちしたまま決算日を跨ぐ行為を”決算ギャンブル”と呼びます。

これは、決算が発表された後の株価の動きを予測する事が非常に難しいことに由来します。

例え好決算でも「これで良い材料は全部でちゃったね」という理由で暴落したり、逆に最悪決算でも「予想通り悪い決算だったから、悪材料は出尽くしだ」と暴騰劇が起こったり、もう当たるも八卦のギャンブルやんけという市場参加者の皮肉が込められています。

特に握力の弱い短期ホルダーが多い日本の新興銘柄だと、暴落が暴落を呼んで投げ売り状態になりストップ安。その翌日もストップ安でS安2連荘とかよくあります。逆にS高のパターンもありますので、まさにハイリスクハイリターンな勝負師の戦場です。

日本市場で短期間に成功を収めた人の多くが、新興銘柄&短期売買(長くて数ヶ月)を得意とするのはこういった理由です。

ちなみに、終日S安またはS高になることを磔といい、S安磔が2回続くともう心は何も感じなくなります…なります…。

 

個別銘柄は精神力が試される

日本の新興株ほどではなくても、決算後大きく値が動くのは米国の大型株でもよくある事です。債券利回りの上昇により苦しい状況になっている高配当銘柄のいくつかも、決算を切っ掛けに大きく売られてますね。

長期投資家はよく「どの部門の利益はどうこうだから売る必要はない」と言ってホールドしたり、「利回りが〇〇になったのでここらで買っておく」と買い出動したりしますが、これ、実はむっちゃ精神力が必要です。

株価の下落中はその会社を悲観する意見の方がマジョリティです。その中でマイノリティを貫くのは、自分の銘柄分析や判断を貫けるだけの精神力が必要で、どれだけ分析しようが有名人が「ありゃダメだ」と言えばフラフラっとしてしまうおうちスキーのような人間には大変向かない投資手法と言えます。

 

やっぱ普通の人はETFで良くない?

おうちスキーが買ってるVYMで、構成比率2位のJPモルガンのチャートがこちらです。2月末に高値をつけ、そこから値は下げているものの、市況の割には下げてません。

f:id:iloveouchi:20180423142245j:plain

 

一方で、同じくらいの構成比率である3位のJ&Jはこちら。不穏な気配が漂うチャートです。

f:id:iloveouchi:20180423142622j:plain

どうでしょう。どっちも1年前に買っていたらまだプラスですが、パフォーマンスに大きな違いがあります。

個別銘柄を買っている投資家さんで、買ってる銘柄が1個2個という人はあまり見ない…っていうかいなくない?

 ①リスク分散の意味で複数買ってる

    ②あれも欲しいこれも欲しいとやってたら増えた

 

これくらいしかその理由は分からないのですが、これってETFで満たせません?

ETFを買うってことは、良い奴も悪い奴も一定条件を満たせば全部買うってことですが、一つ一つの構成比率は10%も行かないため、ある特定の銘柄が個別要因で下げたとしても下落幅×構成比率分の衝撃しかなく、①のリスク分散になります。

②のあれも欲しいこれも欲しいも、例えばVYMは400銘柄以上、他のETFも数百ってのが多いのでまぁ満たせます。

個別にあってETFにないのは「この銘柄は1ミリも要らない」というのを外せるといういことだけです。

個別銘柄を調べるのが趣味で分散投資出来るだけの資金力があるならいいのでしょうが、おうちスキーのような月に数万円を投資に回すような人は、ETF投資信託でよくない?ってマジで思います。

いいじゃん、それが入ってたってさ。君の知らない魅力があるかもよ。ないかもだけど。本当にダメなやつなら構成比率がどんどん下がるから大丈夫だって。って話です。