最適なドル転方法を考える
こんにちは。おうちスキーです。
外貨で資産運用をする際、円からドルへ通貨を変換する必要があります。
米国株を取り扱っている証券会社であれば買付時に円からドルへ勝手に変換してくれますのが、これの手数料って安くない。
おうちスキーのメイン口座はSBI証券ですので、SBIならどうやるのが最適か調べてみました。っていうかETF買い始める前も調べたけど、もう一回確認してみました。
SBIでドル転する場合、方法は3つ
1.SBI証券にて米国株を買付するときに円貨決済する
この場合、手数料(スプレッド)は1ドルにつき25銭です。1000ドル買い付けるのに250円かかります。SBI証券内でドルから円に戻す時も同じように25銭です。
2.SBI銀行でドル転し、SBI証券へドルで入金する
同じグループのSBI銀行では1ドルにつき4銭でドル転できます。証券の1/6以下の手数料です。(その後買付時のみ2銭に改定されました)
また今年の3月まで円→ドル片道だけ無料キャンペーンをやっていたりと、ちょいちょいセールが開催されます。調整局面とセールが被ったので、おうちスキーも2月3月は何回かタダでドル転しました。
さらに良いのが買付上限ありの積立買付が出来ることで、「1ドル〇円以下だったら毎日1000円分買う」等の設定が可能です。
おうちスキーは1ドル110円以下なら毎日3000円分買うって設定して買付してました。設定した数日後にどんどん円高になったので「(´・ω・`)ショボーン」でしたが、105円になった時に50万円ほど買いました。その後に104円台になった時はますます「(´・ω・`)ショボーン」でしたが、買ったドルでVTIを買って気絶投資法を実践しています。
SBI銀行から証券へのドル入金はポチポチと1分かからず出来ますので、入金作業の手間はほぼありません。
3.SBI証券のFX口座でドルを買い、現引きする
まず、声を大にして言う。SBIFXαの方だよ!SBIFXって関連会社の方じゃないよ!
10000ドル単位(約109万円)でドル転する場合は一番お得です。1ドルにつき0.5銭ですので、10000ドル買っても50円。桁が違う。もはや買付時円決済する気が起きない安さですが、FXの世界では別に安くない手数料のようです(FXやってないからよく知らないけど)。
SBI証券ではFXで買ったドルを現引き(外貨決済可能なドルの形にする。FX口座のドルでは米国株は買えない)できますので、実質的に手数料0.5銭でドル転可能です。
ここで注意なのが、積立FXとミニFXという少額単位で扱えるサービスは現引きの対象ではないことです。おうちスキーはうっかり積立FXをやりそうになり、よくよく読んだら現引き不可でヒェッとなりました。
また、1と2にはないFXの良い点としてスワップポイントが貰えることです。スワップポイントとは、低い金利の通貨で高い金利の通貨を買った際に貰える利子のようなもので(逆に、高金利通貨から低金利通貨を買う場合は払うことになる)、低金利を貫いている日本の円で他の国の通貨を買うと1単位通貨辺り1日〇円といった形で貰えます。
SBIFXαの場合、調べた時点では1万ドルあたり1日54円でした。2日間何もしなくても100円菓子が1個買えます。年利に直すと1.8%貰えますので、ドルで資金を待機させたい場合は利用したい仕組みです。
とはいえ、ドル円のペアに関しては、ついこの間105円で今109円、3.8%もあっさり動いていますので、スワップポイント欲しさにドル転するのはやっちゃダメな感じが凄くします。
結局どれがいいの?
まずSBI証券で円決済は論外です。
SBI銀行経由か、FX口座経由かは資金の額によりけりですが、為替相場を読むのは個別株以上に難しいと言われます。性格的に勝負師か、100万円単位をポンと扱える資金力じゃない人は2番のSBI銀行が無難に思います。
市場が暴落すると安全資産の円が買われて円高傾向になるとは一般論で言われますが、円高=株安とドンピシャのタイミングで合うわけではないです。経験的にですが、円安に振れてるのに株価上がんない涙出ちゃうような日は沢山ありました。
米国株ETFを買うという目的ならば、長期的に見て為替差は無視できる的な考えでもって、米株買付設定時にドル転する、前もってコツコツ積立でドル転しておいて買付ける、逆張り思考で円高と思った時に買う、どれでも性格的に合う方法でやればいいと思ってます。
おうちスキーは「この辺が一先ずの底じゃないか」と思う所で逆張りでちょこちょことドル転してますが、笑っちゃうくらい当たらないので、無駄な努力感が半端ない。精神的にもやっぱ一定額で毎日自動買付する方が楽だなーと思って迷走してます。
以上、投資は自己責任でヨロです。
(2018年4月時点の情報です)