おうちスキーの小遣い日記

30代専業主婦がインデックス投資したり節約したりお小遣い稼ぎを頑張ってみたりする雑記ブログです

WealthNaviの位置づけって難しいよねって話

こんにちは。おうちスキーです。

さぁさぁ注目のFOMC(日本時間で14日明け方)が近づいて参りました。インデックス投資家としては「バルスされるかも知れない」という心構えでもって、特にいつも通り熟睡しようと思っています。

 

とこで、最近ウェルスナビの口座を開設してみたんですよ。開設しただけで、入金まだなんですけどね。

ここまできて入金に足踏みしている理由は、「"コスト比率1.1~1.14%"ってちょっとしたアクティブファンド並ですよ!?」という、「長期投資は実質コストが安いことがマストやぞ!?」という、まぁ染みついたインデックス投資固定観念ゆえです。

 

アクティブファンド的なものとして見てみる

アクティブファンドなら、インデックスは軽く超えて貰わないと割に合いません。というか、存在意義がありません。が、ウェルスナビはリスク許容度MAXでも債券やゴールドを組み入れていますので、まぁここ数年はS&P500に負けますよね。

2016年1月~2018年5月にかけて、S&Pはだいたいドル建てで+40%くらい上がっていますが、ウェルスナビの結果は以下のような感じです。

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アクティブファンドとしてみるなら、完全にバーローです。

 

バランスファンド的なものとして見てみる

アクティブファンドじゃないなら、ちょっとお高い…いや、だいぶお高いバランスファンドとして見たらどうでしょう?

バランスファンドはそこそこのリターンにそこそこの防御力で心穏やかに投資できるのが存在意義だとおうちスキーは思っています。

ウェルスナビの結果は2016年のものしか見つかりませんでしたが、組み入れETFと比率は公開されていますので、

 ・初期投資10000ドル

 ・追加投資なし

 ・半年に1回リバランス

という条件で2007年から2018年まで運用したらどうなるかテストしてみました。

バックテストにご協力いただいたのはこちらのサイトです→(Backtest Portfolio Asset Allocation

 

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Portfolio2(赤):ウェルスナビのリスク許容度5

Portfolio3(オレンジ):ウェルスナビのリスク許容度1

ベンチマーク(緑):VTI(全米株式ETF

(全部ドル建てなので為替リスクは同じです)

赤のリスク許容度5と緑のVTIを比較すると、下落の仕方が大差ないわりに、上がり方はVTIのが強いんですよね。やっぱり。ってことは、1%の手数料を払うより、0.04%のVTIを買っといた方が良くない?って普通になる。

一方で、黄色のリスク許容度1はなかなかの防御力です。まさに心穏やかな運用というに相応しいと思います。正直、おうちスキーが絶対にウェルスナビ使えって言われたら、自力運用で株インデックス買いまくってるのもあるけど、許容度1を検討しようと思いました。2008年リーマンショックの最大下落を、翌年の10月にはすでにリカバリーしています。

でもさ、それより明らかに優秀なやついるじゃないですか?

青のPortfolio1です。

こやつ、恐ろしいことに2008年をプラスリターンで終えています。

こやつが何者かっていいますとね、以下の構成のポートフォリオになります。

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たった4つのETFを丁度4分割したシンプルで分かりやすい構成。

これ、こちらのサイトで紹介されていたやつです。

www.rokohouse.net

アメリカ人のハリーさんという人が開発したらしい。

ETFを説明します。

VTIはいつものやつ。

SHVは米国の短期国債を対象としたETFです。ググってチャートを見れば分かりますが、値動きがなく、ほぼ現金的な位置づけ。

TLTは米国の20年以上の長期国債を対象としたETFです。おうちスキーは買った事ないんですが、長期国債なのでBNDより値動きが大きいです。

IAUは金を対象としたETFですね。米国株と相関が低く、どっちかっていうと債券に正の相関が強いイメージ。イメージですよ、イメージ。

経費率は一番高いIAUで0.25%ですので、明らかい1%よりは安いです。SHV買わずにMMFで良くない?ってなるし。

 

ウェルスナビのメリット

ここまで書いて、じゃあウェルスナビの存在意義ないの?って結論付けるかと思いきや、そんなことはありません。

ウェルスナビの良いところは、30万かそこらで6~7つの海外ETFを買えることです。通常NISAでも使わないと手数料負けするような少額から分散投資を可能にしてくれています。まぁ、リスク許容度5なら楽天VTI買えばええんちゃうの?ってちょっとだけ思うし、リスク許容度1と他のバランスファンドは比べてないから、いまいち優位性を見出してはいないような、まぁ、そんな、え、ディスってる?いや、でもでも、ウェルスナビって定期的に市況をみてポートフォリオの比率を変更するらしいじゃないですか?あと、税金が安く収まるようにリバランスする時に配慮してくれるらしいじゃないですか?正直、手数料がもうちょっと安ければ、安ければねぇ、1%はちょっとねぇ。

1%なら、THEOみたいな人じゃない動きであっちもこっちもと売買してくれたりとか、急落の時の逆指値雪崩(チャートで長い下髭が出来るやつ)を取りに行くとか、なんかそーいう、ロボット的なの期待しちゃう。THEOは逆に落ち着きがない子と聞くので、こっちも様子見中なんですが。

今後絶対発展する手法とは思うので、継続チェックします。

 

 

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