おうちスキーの小遣い日記

30代専業主婦がインデックス投資したり節約したりお小遣い稼ぎを頑張ってみたりする雑記ブログです

実録!積立投資は儲からない

こんにちは。おうちスキーです。

 

図書館でシーゲル教授の青本があったの読み進めています。眠くなります。本当は一番評判の良い赤本が良かったのですが、貸出中だったので予約だけしてきました。

・10年以上の長期保有であれば株式の利回りは債券を上回り、17年以上の長期保有なら株式で損はない。

・過去の結果だが、相場の天井で株を買ったとしても10年以上保有するなら債券利回りを上回る

こんな内容が書いてありまして(まだかなり前の方を読んでる)、株式というと売り買いするタイミングに目がいきがちだけど、保有する期間ってむっちゃ大事だよ。というようなことが書いてありました。

今年の1月の高値で買って憂鬱になっている人は励まされると思います。

 

リーマンショック時から積立続けた結果を晒す

下の図は、おうちスキーが10年間運用してきた確定拠出年金の結果です。

青丸ラインが利回りです。

 

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2008年に凄まじく凹んでるのがリーマンショック時で、最大でー40%くらいやられています。この時、おうちスキーは日本株/先進国株/外国債券/国債に25%ずつ突っ込んでいました。国債は殆ど平坦な値動きだったので、残りの3つの商品で55%ほど落ちたことになります。

国債券は株のリスクを分散するために組み込むものだとピヨピヨ丸出しで思い込んでいたので、株式とほぼ同じくらいのマイナスになってるのを見て、なにこれ全然意味わかんないピヨピヨ、何でこんなに落ちてるのピヨピヨ、と思ったのをよく覚えています。円という通貨で見たとき、外国債券は円高の煽りをモロに受けることを体験したのもこの時でしたが、頭で理解できなかったので外国債券は25%比率のまま続行したピヨ。

図の中の下の方にある黒い塗りつぶしが積立額の合計、その上に重なっている棒グラフが評価額です

みて分かる通り、おうちスキーの確定拠出年金口座が安定してプラスになったのは2012年の後半ということになります。

積立開始直後に暴落という積立投資には理想的な状況だったらしいのだけど、それでも強い口座になるのに5年弱掛かってます。積立NISAで含み損になってる仲間の皆さん、こんなもんですよ…。

 

積立投資は儲からない

過去の例から言えば、相場の直近のテッペンで100%株式(フルインベスティメント)しても、それが分散投資されていたならば長期で保有しとけばプラスになります。

しかしリターンを高めようとすると、やはり相場が軟調局面で多く買う必要があるわけです。

積立投資の場合、資金の源泉は給与の場合が多いと思います。一定額を途切れず積み立てていくってことは、暴落局面でも買える額は限られます。

上の図で分かる通り、長期で積み立ててると、振り返ってトータルでみたら暴落で買えてる分なんて少ないんですよね。

10年間の最後をみたら、3分の2は自分の積立額です。

あっという間に2倍、10倍なんてインデックス積立投資じゃ有り得ないのでね、ま、何が言いたいかっていうと、夢は見すぎずにコツコツいきましょうって話です。