債券ポジ大事だよ…!前言撤回してBLV買いました
こんにちは。おうちスキーです。
小一の子供が夏休み入り、落ち着いてパソコン作業ができない今日この頃です。あと、今期アニメのBANANAFISHにドハマりして漫画全巻買ってしまったので読み返しに忙しかったです。
はてさて、FANG決算が悲喜交々な結果になっている中でおうちスキーはBLVを買いました。15株です。為替が円安気味だったんでチキってちょっとしか買わなかった…。また、金利上昇が見込まれる局面での買いなので珍しく逆張り…つまりちょびちょび買いが有利というのもあります。
外国債券ポジを形成する理由
米国株式と米国長期債は逆相関の傾向にあり、株:債券=6:4くらいで運用するとシャープレシオが良くなるというのは有名な話です。VT等の国際分散であっても米国の比率が高いので逆相関は維持されます。
しかし、これはドルベースでの話です。
”世界が株安になると通貨の価値が上がる”という特徴を持った通貨”円”で生活する日本国民として、果たして外国債券はメリットがあるのでしょうか。
金利の平価でいうと、例え3%の金利であっても円に直せば日本の長期金利程度になると言われます。よって、わざわざ為替リスクを背負ってまで外国債券をポジるよりは、円キャッシュで置いとけば暴落時に勝手に価値が上がるのだから美味しく外国株買えるやんけ、というのがこれまでおうちスキーの考えでした。
でも、これって普遍的な現象なのでしょうか?
超少子高齢化になると言われ続けていながら、未だに有効な少子化対策を立てられず、かといって移民にも消極的な我が国です。さらに最近ではわざわざ言語の壁を越えてまで働きに来るメリットないと言われ始めてしまった我が国です。
有事に強い円というポジションは、国力低下とは無関係なのでしょうか?次の暴落時も円高になるのでしょうか?
また、金利平価だけが債券のリターンなのでしょうか。為替なら他にも要因あるじゃない?おうちスキーにはよく分かりません。
よく分からない。
そうだ分散しよう!
よって株以外のポジを円とドルで半分にすることにしました。
なんでBLV?
ドルをドルで持っているよりは、長期債券の方が株と逆に動いてくれるし配当も貰えるし美味しいです。
米国長期債券といえばTLTやEDVが有名です。利回りは今なら3%前後。経費はTLTが0.15%、EDVで0.07%とお安いです。
ただ、検索していたらふと目が付いたんですよ、BLVってやつが。
BLVは10年越えの長期債券と社債を混ぜ混ぜしてある米国債券ETFです。経費率は0.07。利回りは4%弱です。
社債ってどうなん?とは思いつつ、利回りが高いのは魅力的です。
ってことでバックテストしてみました。
portfolio1(青): VTI=100%
portfolio2(赤): VTI:TLT=60%:40%
portfolio3(黄): VTI:BLV=60%:40%
TLTなのはEDVより開始が古いからです。
防御力ですが、VTIの最大ドローダウンが約48%なのに比べて、TLTまたはBLVを加えたものは約25%、30.5%と下落をマイルドにしてくれています。実際のリーマンショックはこれに為替が加味されて、円換算ではこんなもんじゃない下落だったでしょうが。
BLVの中身は約40%が米国政府発行の債券でその他が社債ですが、その割には値動きはほぼTLTと変わりません。EDV(2008/2から)と比較してみても殆ど変わりません。
いやまぁ正確には20年以上のものしか組み入れていないTLTがバックテストの結果は一番良かったのですが、BLVが超アウトなわけでもあるまい。
という、最後は適当な感じになりましたが、ちょっと債券ポジにBLVを加えてみることにしました。おうおう、そうよ、利回りにつられたんだ否定はしない。
半分は円キャッシュだよ
株70%、債券+キャッシュ30%かな、と思っています。
キャッシュは円です。
利上げでどこまで債券が下落するか分かりませんし(っていってもこれ以上ガンガン上がるとも思えないのだが)、為替が微妙なので、ちょびちょび買っていこうと思います。
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