信託報酬値下げ合戦勃発!でもeMAXIS Slimシリーズでいいと思う理由
こんにちは。おうちスキーです。
先月末にeMAXIS Slimシリーズの運用報告書が発表されましたね。
これにて実質コストが判明し、おうちスキーが利用中の先進国・新興国株式が両方とも「特に文句ないです」というコスト率であることが確認できました。税込みで、先進国株式:0.19783% 新興国株式:0.39702% です。
沢山のインデックス投資家ブログで分析されていますので、今更やらんでもいいかと思い、分かりやすかったブログ様をご紹介だけしておきます。
↓先進国株式報告書の詳しいレビュー
https://sindanindex.com/archives/slimdeveloped0628.html
↓シリーズのコスト一覧はこちら(2018/7時点)
http://siegeljiro.com/emaxis-slim-dai1kaihoukoku
信託報酬値下げ戦争勃発
さて、2018年6月、市場が不穏な空気を醸し出し、早くも夏枯れ相場感を出している中で新たに信託報酬値下げ合戦が勃発しました。
暫く静かだと思っていたら、ここでニッセイAM先輩がほら貝吹いて登場です。「業界最低水準を目指し続ける」を合言葉に独走状態に入りつつあったeMAXIS Slimに正面から喧嘩を売った形です。
ニッセイ先輩の<購入・換金手数料なし>シリーズといえば長らくインデックス投資家に愛されてきたブランドですが、信託報酬合戦にはイマイチ乗り切れていないように見えました。おうちスキーの間違いでした。
ニッセイ<購入・換金手数料なし>シリーズのプレリリースから抜粋しますと、先進国株式:0.109% 新興国株式:0.189% となっており、ちょーーっとだけSlimシリーズを下回る改定率になっています。
米国株式ファンドを新設してiFreeを右ストレートをお見舞いし、ついでに値動きがほぼ被る楽天VTIにも裏拳を入れていたやんちゃなSlim君の背後から、颯爽と蹴りを入れたようなものでしょうか。
Slim君の反撃を予想して、めっちゃちょっとだけ下回る信託報酬にまずはしたのでしょう。
本当にマジちょっとなのでSlim君にはあまり効かないように思えますが、「日本のバンガードに俺はなる!」と言ってあっちの島こっちの島と暴れているSlim君としては、例え僅かな差であっても買わねばならない喧嘩です。
いいぞ、どんどんやれ。
証券口座は楽天だね
さて、ファンドとしてはこのような戦争を繰り広げている状態ですが、証券口座の方では楽天証券が頭一つ抜けてきたように思います。
今月から、楽天市場で楽天カードを使って買い物し、更に楽天銀行から引き落とすとポイントが +1倍になるプログラムが始まりました。
楽天ポイントは楽天証券での投資信託買い付けに使用できます。更に積立NISAにも使えるようになるとか。
楽天カードを普段の買い物に使い、定価のものは楽天市場で買うってのをデフォにすると、毎月なんやかんやとポイントが貯まります。使わずに貯めておく月もありましたので、おうちスキー家では余ったポイントで楽天VTIを買い始めました。
楽天証券と楽天銀行をマネーブリッジで紐付けるすと楽天銀行の普通預金金利が上がり、楽天銀行と楽天市場と楽天カードのセットでポイントアップになり、さらにそれで楽天証券にて投資信託を買い付け、そういえば信託報酬の一部キャッシュバックも楽天ポイントで来るんだったよねっていう、もう楽天のゲシュタルト崩壊です。
おうちスキーは積立NISAはSBIですが、今から口座作るなら楽天証券だよ!対象商品はほぼ同じだし!
ってことで、まぁ、楽天はすごいよねって話で終わってしまいましたが、楽天のラクマを利用はじめまして、ますます楽天に依存する生活になっております。
楽天の株価の下がりっぷりがやばいけど、これどうしたの?
(2018/7/5追記)
先日、ニッセイとSlimシリーズの信託報酬値下げ合戦が始まったと書きましたが、アップしたその日にeMAXIS Slimが反撃しました。
反撃とはいっても、ニッセイ<購入・換金手数料なし>と同じ信託報酬に値下げしただけですので、軽く蹴り返した感じです。
更なる値下げを期待したいところですが、日本人は投資に対して拒否反応が強く、低コストファンドでもその純資産総額がバンガードETFのように巨額なわけではありません。
無茶した挙句に共倒れされるのが一番最悪ですので、純資産を積み上げつつ値下げしていって貰いたいです。
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