楽天高配当株式インデックスファンド(楽天VYM)の謎 その2
こんにちは。おうちスキーです。
楽天高配当株式インデックス、通称・楽天VYMの4月度月報が出たので気になっていた配当金の行方をみてみました。
↓前記事はこちら。
本家のVYMでは3月末に配当金が出ているので、その配当金はちゃんと再投資されているのかを確認します。
グラフの中に、基準価格と分配金再投資基準価格がありますので、もし再投資されていたら緑ラインが上振れするはずです。
上振れ…して…ない、ね。
もしかして、分配金を1年貯めて出すのか?いや、再投資する時期が4月じゃないのか?いやいや、再投資するならすぐやれよ?
謎は全て解けませんでした。
おうちスキーは楽天×バンガードシリーズは買ってないので、躍起になって謎を解く必要もないのですが、おうちスキーが何か見落としてるにしても一見して「よくわからん」と思う時点でどうなんだろうと思います。
これは投資信託全体について言えることで、不透明なんだよな、色々。
1年経たないと実質コストが判明しない話も厄介です。
慎重派の方は、ただ信託報酬が安いからではなく、
・純資産残高が伸びてるか(最低でも30億円と聞くが多い方が良い)
・実質コストはちゃんと安いか(1年経たないと分からないブラックボックス)
という理由で、設立から1年半くらいは様子見する方が賢明なのでしょう。
おうちスキーが買ってるeMAXIS Slimシリーズの運用報告は6月末に出るとのことで、ピギャーな報告にならないことを祈っております。
Slimシリーズが安いと言われるのは、発表されている信託報酬と、先輩シリーズであるeMAXIS(通称・Fat)の運用報告から手数料等のコストを持ってきて、実質コストを仮定で計算しているだけですからね。って言っても、同じマザーファンドなのに違ったらなんのこっちゃの大バッシングだと思いますが。
ちなみに、VYMは配当金目的というよりは、高配当株は市場平均を上回る可能性が高いとか、値動きがVTIよりややマイルドという理由のがメインだと思いますので、楽天VYM自体が悪いとおうちスキーは思いません。ただ、一見して分かりにくい奴だな、とは思います。
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